毛穴開きの原因を知り毛穴開きを改善するケア法
顔の毛穴の開きに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。意外かもしれませんが、毛穴の開きは年配の人だけでなく若い人にも起こる現象で、まだ若いからといって油断していると、気が付いたらせっかくのきれいな肌が台無しになってしまうおそれがあるのです。毛穴が開いていると、肌がでこぼこになり、肌の色もくすんできます。このような状態を放置すると、実年齢よりも肌年齢が老けてしまうので、少しでも毛穴が気になりだしたら、早めのケアを心がけましょう。
ケアは、毛穴の広がりの原因に応じた方法があります。考えられる原因はいくつかあり、それぞれにあった方法でケアしなければ、効果がないばかりか皮膚にダメージを与えかねません。以下では、毛穴の開きの原因と、原因に応じたケアの方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
毛穴の仕組みについて知っておこう
毛穴開きの原因を見ていく前に、まず毛穴の仕組みについてしっかりと理解しておくことが大切です。多くの人は、「毛穴」という言葉のイメージから、肌に空いている穴が毛穴だと思い込みがちですが、実際には毛穴は穴ではなく、肌のくぼんだ部分に過ぎません。人間の身体には無数の毛穴が存在しており、もっとも多いのが頭です。その次に毛穴が集中しているのが顔面で、特にTゾーンと呼ばれるおでこから鼻にかけての部分です。
この毛穴は何の意味もなく存在しているわけではありません。毛穴の持つもっとも大きな役割は、人間の身体に細菌やウイルスなどの異物が入り込むのを防止するバリアです。肌の表面には皮膚から水分が蒸発していくのを防ぐために角質があるのですが、角質そのものには水をため込む機能が備わっていないため、そのままではどんどん水分が蒸発していってしまいます。そこで、毛穴から皮脂を分泌して、角質の上に皮脂膜をはることで水分の蒸発を防いで皮膚を瑞々しく保てるというわけです。
毛穴からの皮脂の分泌量は、基本的には年齢が若ければ若いほど多くなります。前述したとおり、皮脂は肌の水分を保つために必要不可欠なものではありますが、一方で必要以上に分泌されるとニキビを引き起こしたり、毛穴に詰まって黒ずみの原因となりかねません。そのため、特に新陳代謝の良い若い間は毎日欠かさず洗顔を行うようにして、皮膚に皮脂がたまりすぎないように注意する必要があるのです。
毛穴開きの原因とは
毛穴の仕組みが理解できたところで、ここからはいよいよ毛穴開きの原因について見ていきましょう。
角栓
一つ目の原因は、角栓です。角栓は、毛穴に古くなって剥がれ落ちた角質や皮脂が詰まって栓のようになっているもので、これができると、毛穴から分泌される皮脂が外に排出されずに中にたまっていき、徐々に毛穴を広げていきます。角栓は放置しておくと毛穴の開きがひどくなっていくだけでなく、酸化して黒ずんでいくため、肌の黒ずみやイチゴ鼻を引き起こすおそれもあります。悪化する前にしっかりケアをしましょう。
皮脂の分泌量の増加
二つ目の原因は、分泌される皮脂の量の増加です。皮脂は角栓を引き起こすだけでなく、必要以上に多くの量が分泌されると、それ自体の圧力によって毛穴を広げていきます。特に、身体の代謝が促進される夏場には、他の季節と比べて皮脂が多量に分泌されやすくなるため、毛穴開きが発生しやすくなるのです。
肌のコンディション
三つ目の原因は、肌のコンディションです。乾燥肌や脂性肌、敏感肌など様々ありますので、順を追って説明していきます。まず、乾燥肌は、肌の水分が不足している状態であり、それによって角質層の厚みが増して肌の表面が硬くなっていきます。肌から潤いが失われると、細菌などに対するバリア機能が弱まり、肌のキメが乱れて、結果的に毛穴が目立つようになるのです。次に、脂性肌は別名オイリー肌とも呼ばれ、一般的な肌と比べて毛穴から分泌される皮脂の量が多くなります。すでに見たように、必要以上に多く分泌される皮脂は、それ自体が毛穴を広げる原因となるため、脂性肌になると毛穴開きが生じやすいのです。最後に、敏感肌は、主にストレスや不規則な生活によるホルモンバランスの乱れによって生じます。生活の乱れによる肌の保水力の低下や、ホルモンバランスの乱れは、いずれも毛穴を広げる要因となりますので、敏感肌の人は結果的に毛穴開きに悩まされることが多くなるのです。
肌質別から見る毛穴の開きの原因と理由
1.乾燥肌
乾燥肌の方は、肌の水分が常に失われやすいため、カサツキ、キメが乱れるといった肌荒れの状態になり、毛穴が目立ってしまいます。肌の水分をキープする保湿ケアによって、肌荒れの改善ができます。
2.脂性肌(オイリー肌)
脂性肌(オイリー肌)は、普通肌より皮脂腺から排出される皮脂量が多く、皮脂腺の出口も大きくて、毛穴の開きも大きく見えます。しかし、脂性肌による肌のトラブルは、体質以外に、徹夜、喫煙、飲酒などによる生活習慣、間違ったお手入れ方とも深く関わっています。
皮脂が多く分泌されるからといって、必死に顔をゴシゴシと擦ったり、一日に何回も洗顔したりするのは禁物です。お肌を守ってくれる皮脂を取りすぎてしまうと、肌が乾燥して、かえって皮脂の過剰分泌を招きかねません。洗顔成分がやさしいもので顔を洗い、べたつきにくいジェル状の保湿力が高いアイテムでスキンケアをするのがおススメです。
また紫外線対策も重要です。紫外線を浴びるとお肌の水分量が低下するため、乾燥しないように皮脂分泌が過剰になります。皮脂は紫外線により酸化し、さらなるお肌のダメージにつながります。日焼け止めを塗るのはもちろん、日傘やつばのある帽子の使用など対策を徹底することで、紫外線によるダメージからお肌を守りましょう。
3.敏感肌
敏感肌は肌のバリア機能が弱いため、外部刺激を受けやすく、お肌が乾燥しやすく、痒みや赤みが出てしまいます。例えば、季節の変わり目、情緒が不安定な時期にはお肌が敏感になり、抵抗力が落ちることで潤いが足りないと毛穴の開きが目立ってきます。刺激を受けやすいので、化粧品やケアアイテムを購入する前に、成分をチェックし、試しに腕に塗ってみましょう。また、洗顔やクレンジングを行う際は、肌への負担が少ないタイプを選び、肌にゴシゴシと擦らないようにクレンジングジェルやクリームをなじませたり、指が直接肌に当たらないよう泡をクッションにしたりして、ぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。
4.ニキビ肌
ニキビができやすい原因は皮脂腺が活発なためだけでなく、ホルモンのアンバランス、ストレスの蓄積、生活習慣の乱れ、間違ったスキンケアなど、ニキビができやすい肌環境を作ってしまうのです。また、できたニキビがつぶされて、毛穴に皮脂、汚れが残されたまま、中が詰まると毛穴の開きがより目立ってきます。
にきび肌のスキンケアの基本は、ニキビができにくい肌環境に整えることです。就寝前、メイクが毛穴に詰まらないように、必ずクレンジングを行いましょう。クレンジングの際は、肌に優しいクレンジングアイテムを使い、肌に過剰な刺激を与えないように、ゴシゴシ擦らないことが大切です。肌を清潔にしようと皮脂を取りすぎてしまうと肌が乾燥し、肌のバリア機能が下がることがあるので、洗浄後の保湿ケアはしっかりしましょう。
年齢別による毛穴の開き
●10代〜
体内のホルモンが盛んに分泌される時期です。心身ともに大きく変化を遂げます。皮脂腺も活発化し、皮脂が過剰に分泌されることによって、毛穴が詰りやすくなり、肌に炎症が起こったり、ニキビが出来たりして、毛穴の開きが次第に目立ちやすくなります。
●20代
皮脂の分泌は10代ほど旺盛ではありませんが、まだまだ多いほうです。さらに、職場や生活の様々なストレス、徹夜や飲酒などがホルモンの乱れにつながります。また、メイクを落とす時、顔をゴシゴシ擦って洗ったり、汚れやメイクをうまく落とせなかったりするなど、間違ったお肌のお手入れ方法が、肌荒れや毛穴詰まりを起こしてしまいます。
●30代〜40代
加齢によりハリや潤いが徐々に失われていくなど、お肌の老化が始まる年齢層とされています。弾力のない肌が垂れ下がると共に、毛穴が縦長に広がる「たるみ毛穴」が目立ち始めます。こういうお肌の老化を防ぐには、まず水分を繋ぎ留めるための保湿ケアを徹底的にしておきましょう。
毛穴開きの改善ケア方法
ではここからは、いよいよ毛穴開きを改善するためのケアの方法について見ていきましょう。
クレンジングと洗顔
一つ目の方法は、毎日のクレンジングと洗顔です。毛穴開きの原因が、角栓や皮脂の分泌量の増加である場合には、基本的にはそれらを取り除いてやれば毛穴は元の状態に戻るはずです。そのため、しっかりとクレンジングクリームや洗顔料を使って顔を洗うことで毛穴開きを抑えられるのです。クレンジングや洗顔をする場合は、必要以上に顔をゴシゴシ擦らないようにしましょう。確実に皮脂を落としたい気持ちは分からなくはありませんが、皮膚は敏感ですので、過度な摩擦はかえってダメージを与えかねません。洗顔する際は、肌を優しくなでるように洗うのが鉄則です。
保湿ケア
二つ目の方法は、保湿です。乾燥肌が毛穴開きの原因である場合に有効な方法ですが、原因が皮脂の過度な分泌である場合には逆効果になりかねないため注意しなければなりません。保湿ケアを行う際には、はじめに洗顔をして毛穴をきれいな状態にすることが大切です。洗顔をせずにケアを行うと、かえって毛穴に汚れが入り込んだりするおそれがあるからです。洗顔をしたうえで、化粧水や保湿クリームなどを肌の表面にたっぷりと塗りこむようにすれば、乾燥肌を改善し、毛穴の広がりを元に戻せるでしょう。
毛穴パック
三つ目の方法は、毛穴パックです。これも毛穴に角栓や皮脂が詰まっている場合に有効な方法で、専用のパック用品を使ってケアを行うだけで、誰でも簡単に毛穴をきれいな状態に戻せます。インターネット上の書き込みの中には、パックを行うとかえって毛穴を広げるので逆効果であると主張しているものがありますが、これは正確ではありません。このように主張は、パックを外す際に角栓を無理やり毛穴から取り出すことによって穴が広がるというのを理由としているわけですが、実際には角栓を除去した時点では毛穴の大きさは変化しません。そこから時間が経つにつれて、徐々に狭まっていきますので、結果的にはパックによって毛穴を小さくできるのです。
生活習慣の見直し
四つ目の方法は、日常の生活習慣を見直しです。これは、乾燥肌が毛穴開きの原因になっている場合に効果のあるやり方で、生活習慣を見直して、体内のホルモンバランスを整えることで、肌のコンディションを改善し、毛穴を閉じさせるというものです。一度乱れてしまった生活習慣を元に戻すのは、簡単ではありませんが、そのまま放置していると肌がボロボロになってしまうリスクがありますので、少しでも肌をきれいにしたいのであれば、思い切って真面目に取り組むべきでしょう。自分だけで改善するのが難しいと感じるのであれば、皮膚科などの専門家に相談してみるのも一つの手です。
美容皮膚科
五つ目の方法は、美容皮膚科での治療です。美容皮膚科では、マッサージや薬剤を使った治療のほか、レーザーを使った本格的な施術も受けられます。施術の前にはしっかりカウンセリングを行って原因を特定するので、自分だけでケアを行う場合と比べてより高い効果が見込めるでしょう。ただし、高額な施術もあるので注意する必要があります。
皮膚科治療
六つ目の方法は、皮膚科での治療です。毛穴開きの原因が何らかの肌の病気である場合には、美容皮膚科では対応できないケースもありますので、皮膚科で専門的な治療を受ける必要があります。必ずしもあらゆる場合に必要な方法ではありませんが、皮膚科で治療してもらった方がよいときもあるということを頭に入れておくと良いでしょう。
毛穴ケアや毛穴を引き締めるための日常洗顔の方法とは
毛穴開きを予防するためには、普段から毛穴をしっかりとケアすることがポイントとなります。そのためには、寝る前にしっかりと化粧を落として、洗顔しなければなりません。洗顔に際しては、前述のようになるべくゴシゴシ擦るのは避けるべきですが、それ以外にも注意すべき点がいくつかあります。
洗顔時間
顔を入念に洗おうとして洗顔に何分もかける人がいますが、これはあまり良くありません。長時間の洗顔は、皮膚にダメージを与えるおそれがあるからです。できれば洗顔に費やす時間は、30秒から長くても1分程度に留めるのがおすすめです。
お湯の温度
熱いお湯で洗顔をするというのも、できれば避けたいところです。お湯には皮脂を溶かすという効果があるのですが、あまりに熱すぎると必要以上に皮脂を溶かしてしまって、肌を乾燥させてしまいかねません。そうならないように、乾燥肌や敏感肌の人であれば30~32度、普通肌や脂性肌の人の場合には32~35度くらいのお湯で洗顔するとよいでしょう。
顔の拭き方
洗顔後の顔の拭き方も注意するポイントの一つです。タオルで顔を擦ってしまうと肌にダメージを与えかねないため、タオルで顔をポンポンと叩いて水分を取り除くようにするのがおすすめです。また、肌への刺激を避けるために、使用するタオルも、硬いものではなく、柔らかいものにしたいところです。
慈禧玉容美白パックは毛穴開きケアにおすすめ
毛穴開きのケア用品には様々なものがありますが、おすすめしたいのが、生元草本の慈禧玉容美白パックです。玉容散や真珠パウダーなどの肌に潤いを与える成分がふんだんに含まれています。肌を整えたり、毛穴をきれいにする効果が期待できるほか、肌を引き締めて弾力を維持することにもつながりますので、継続的に使用すれば肌を良好なコンディションに保てるでしょう。
使用方法は簡単で、洗顔後に、目元と唇以外にクレイ(泥)をしっかり塗り込んで10~15分パックするだけです。その後、ぬるま湯で洗い流します。毎日使用することで、毛穴開きを抑え、美肌効果が期待できますが、忙しくてなかなかパックする時間が取れない場合は、週に2、3回使用するだけでも肌のコンディションは大きく違ってくるはずです。
毛穴開きの原因を見つけて、毛穴開きを改善しましょう
以上見てきてたように、毛穴開きの原因には様々なものがあります。そのため原因をしっかりと見極めて、それに合ったケアを行うことが必要不可欠です。より高い効果を得たいという場合には、美容皮膚科などの専門家に見てもらうという方法もありますが、それなりに費用が高いため、自宅エステしたい時におすすめしたい商品は、生元草本の【慈禧玉容美白パック】です。手軽に毛穴開きを改善したいと考えているのであれば、試してみてはいかがでしょう。
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