
口臭がひどいし、歯茎から血が出た! 出血の原因・口臭の原因とは
最近、歯磨きするたびに、出血がある!食事中に、歯茎から膿や血が出ている!など、口の中の変化に気が付いているのに、そのまま放置していませんか?今回は歯茎から出血するいくつかの原因や、その対処方法・さらに口臭についてお話していきます。

歯茎から出血する原因?口臭にもつながる?
なぜ歯茎から血が出るのか?漢方では歯茎の出血・腫れはのぼせだと考えられますが、病的にその他にもいくつか原因があります。以下は4つご紹介していきます。
1.虫歯を放置しがち
虫歯は自覚症状があまりなくても、虫歯菌の感染が歯の深部にまで及ぶと、虫歯菌の感染が口臭・出血などの原因につながります。
2.歯茎炎と歯周病
歯茎から出血する、約90%の原因は歯周病です。口の中が不潔な状態で歯の表面に細菌が付着し、歯茎が炎症を起こして出血するようになります。こうならないため、普段からのブラッシングは大切なのです。
3.間違ったブラッシング方法
間違ったブラッシング方法や、自分のお口に合っていない、歯ブラシや歯間ブラシなどを使用して、出血する場合があります。歯茎に炎症がある時に、硬い歯ブラシを使用し、症状を悪化させてしまったり、歯間ブラシを無理やり入れることにより、歯肉に傷が付き、出血の原因となることもあります。
4.その他の病気
血友病や、白血病、再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病、ネフローゼ症候群などの病気の症状として、歯茎の出血があります。そのため、歯科医院に受診することをおすすめします。
歯周病は様々な病気と関わりがあり、特に糖尿病とは深い結び付きがあります。糖尿病の90%以上の方は、歯周病に関わっているとも言われています。また、放置しておくといつのまにか炎症が強くなり、歯茎から膿や血が出たり、口臭を伴います。
(参考資料:歯茎から出血!6つの原因とすぐ試せる3つのケア)
痛み、出血がある時はどうしたらいいの?
歯茎から出血があると、ブラッシングするのも怖くなりますよね。出血するからこそ、ブラッシングを怠けなければなりません。ここで自宅でもできることについてお話していきます。
1.自分に合った歯ブラシを選択し、正しいブラッシングをする。
2.自分の判断で複数の薬を服用しない。
3.口の中の清潔を保っても症状が続くようでしたら、早めに歯科医院に相談しましょう。
日常からできること

1.歯ブラシの選択
歯ブラシには硬め・普通・柔らかめに分かれ、また、歯肉の術後や、歯周病で腫れがある時、出血がある時に使用する専門の歯ブラシもあります。
2.ブラッシングの圧力の目安
手の甲に歯ブラシを当てて、毛先が広がらない程度の力が目安です。歯と歯肉の間に毛先を当てた時に気持ちが良いと感じる程度で行ってみましょう。
3.正しい歯磨きの手順
まずは歯ブラシの先端を歯と歯肉の境目を中心に45度の角度であて、細かく振動させるイメージで磨いて下さい。次の3つのポイントに注意してください。
①5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつ磨く。
②ハブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる。
③歯ブラシが届きにくい歯も、工夫して丁寧に歯磨きしましょう。 炎症がある時は決して強くこすらないようにしましょう。
4.口腔がん予防・治療として栄養素を補充
果物や野菜に含まれるビタミンCは、皮膚や腱、軟骨などの結合組織を構成するコラーゲンと言うたんぱく質の合成に必要なビタミンで、歯や歯肉、歯茎を丈夫にします。
5.低刺激歯磨き粉を選ぶ
出血のある時に、優しく口腔ケアをしてくれる歯磨き粉を変えましょう。漢方成分たっぷり、生元草本の牢牙膏と固歯膏は口腔内に爽やかなハーブ香りを与えて、健康な歯と歯茎へと導いてくれます。 市販の歯磨き粉に比べ、生元草本の漢方歯磨き粉は歯茎の健康維持のために開発された製品です。さらに漢方歯磨き粉について知りたい方は、今すぐ商品ページへご覧ください!